夕飯を食べ終わって、皿を流しに置く。「あとで洗おう」と思ってソファに座ったら、もう立ち上がれない。気づけば寝る時間で、皿はそのまま朝を迎えます。

まさ

食べたあとの皿洗いが、とにかく重いんだよな

一人暮らしだと、作るのも食べるのも洗うのも自分です。疲れた夜ほど、最後の一仕事がずっしり来ます。

洗い物のめんどくささは、「量」と「後回し」で大きくなります。皿の数を減らせば、すぐに洗える量になります。

僕は洗濯はつい溜めてしまうのですが、洗い物は溜めたくないので、すぐにやるようにしています。皿の数を減らすために、プレート料理にしています。この記事では、洗い物がめんどくさくなる理由から、それでもしんどい日の選択肢まで、順番にまとめます。

この記事で学べること
  • 洗い物がめんどくさく感じる理由を、「量」と「後回し」に分けて整理できる
  • 一人暮らしで洗い物を溜めないために、皿の数から減らす考え方が分かる
  • プレートにまとめるときの、皿の選び方の考え方が分かる
  • どうしても洗いたくない日に、洗い物を出さない選択肢が分かる

洗い物がめんどくさいのは、食べ終わったあとにもう一仕事あるから

洗い物がめんどくさいのは、だらしないからではありません。食事が終わって気持ちが切れたところに、もう一つ作業が残っているからです。

この章では、その「最後の一仕事」の重さを、いったん言葉にしておきます。

「あとで洗う」が翌朝まで残る

食べ終わった瞬間は、まだ洗えそうな気がしています。ところが、いったん座ると体が動かなくなります。スマホを見て、お風呂に入って、気づけば寝る時間です。

みさき

あとで洗うつもりが、朝になっちゃうのよね

朝になると、今度は出かける準備で手が回りません。皿は夜まで流しに残り、その上に次の食事の皿が重なっていきます。

洗い物が残っていく、よくある流れ
  • 食べ終わって、皿を流しに置く
  • 座ったら、立ち上がるのがおっくうになる
  • 寝る時間になり、「明日の朝でいいか」となる
  • 朝は時間がなく、夜まで持ち越す
  • 次の食事の皿が上に重なる

一つひとつの判断は、どれもおかしくありません。疲れている夜に「明日でいいか」と思うのは自然なことです。それが続くと、流しの中だけが少しずつ重くなっていきます。

一人暮らしは、代わりに洗ってくれる人がいない

家族と暮らしていれば、「作った人とは別の人が洗う」という分け方ができる場面もあります。一人暮らしには、それがありません。作るのも、食べるのも、洗うのも、全部自分です。

まさ

誰にも振れないから、余計にやる気が出ないんだ

しかも洗い物は、料理と違って「やった感」が残りにくい作業です。きれいになった皿を見ても、元の状態に戻っただけに見えます。だから、気持ちが切れた夜には後回しにされやすいのです。

洗い物が後回しになりやすいのは、一人で全部を抱える暮らしの中で、いちばん最後に来る作業だからです。

この「最後の一仕事が重い」という気持ちのほうを、noteに少し詳しく書きました。

洗い物がめんどくさいと感じる気持ちの側から読みたい人は、こちらもどうぞ。
▶ 【洗い物がめんどくさい夜に】洗濯は溜める僕が、皿だけはすぐ洗う

ここからは、そのめんどくささが何でできているのかを分けて見ていきます。

めんどくささの正体は「量」と「後回し」

「洗い物がめんどくさい」と一言で言っても、中身は1つではありません。

この章では、めんどくささを「量」と「後回し」の2つに分けて、どこから手をつければいいかを整理します。

自炊1回の片付けは、約30分かかっている

まず、洗い物にどれくらい時間を取られているかを見ておきます。自炊1回にかかる時間の目安を分けると、こうなります。

作業時間の目安
買い出し約20分
調理約40分
片付け・皿洗い・生ゴミ処理約30分
合計約90分

並べてみると、片付けの30分は意外と大きい時間です。

ひかり

片付けだけで30分もかかってるんだね

食べ終わったあとの30分は、作る前の30分よりずっと重く感じます。お腹が満たされて、気持ちがもう休む方向に向いているからです。

自炊にかかる時間の内訳と、それを別の形に置き換える考え方は、別の記事にまとめています。

皿が多いほど、1回の洗い物が重くなる

めんどくささの1つ目は「量」です。おかずの数が増えれば、そのぶん皿も増えます。ご飯茶碗、汁物のお椀、主菜の皿、副菜の小鉢と並べると、一人分でも4枚並びます。

洗い物の重さは、料理の手間ではなく「皿の枚数」で決まりやすい。枚数が増えるほど、「あとでまとめて」に回りやすくなります。

流しに皿が何枚も並んでいると、それだけで「時間がかかりそう」と感じます。実際に洗えば数分で終わる量でも、見た目の多さが手を止めてしまいます。

みさき

見た目の多さで、もう手が止まるのよね

後回しにすると、次はもっと重くなる

めんどくささの2つ目は「後回し」です。食べてすぐなら軽く流せる汚れも、時間がたつと乾いてこびりつきます。そうなると、こする手間が増えて、次はもっと洗いたくなくなります。

後回しにした洗い物は、汚れが乾いて落ちにくくなるうえ、流しが埋まって次の料理も始めにくくなります。「あとで」が次の「あとで」を呼ぶ形です。

つまり、めんどくささは「量が多い」と「時間がたつ」が重なったときにいちばん大きくなります。逆に言えば、量を減らすか、すぐ洗うか、どちらかを崩せば軽くなります。

のぶ

量か後回しか、どっちかを崩せば軽くなります

僕は洗濯は溜めるけれど、洗い物は溜めない

ここからは僕の話です。といっても、家事を全部きっちりこなしている人の話ではありません。

この章では、溜めてしまう家事と溜めない家事の両方を正直に書いて、洗い物を溜めないためのヒントにします。

洗濯は、めんどくさくて溜めてしまう

先に白状しておくと、僕は洗濯がめんどくさくて、つい溜めてしまいます。家事が得意で、何でもすぐに片づける人間ではありません。

のぶ

洗濯は、正直つい溜めちゃうんです

だから、偉そうなことは言えません。

家事を全部すぐにやるのは、なかなか難しいものです。全部を完璧にしようとせず、「これだけは溜めない」と決める家事があってもいいと思います。

溜めがちな家事を、休日にまとめず平日に少しずつ分ける考え方は、別の記事に書きました。

洗い物だけは、溜めたくないのですぐにやる

一方で、洗い物は溜めたくないので、すぐにやるようにしています。洗濯とは逆で、洗い物は「溜めない側」の家事です。

ひかり

同じ家事でも、溜めるものと溜めないものがあるんだね

同じ家事なのに、扱いがまるで違います。

僕の家事の分け方
  • 洗濯 … めんどくさくて溜めてしまう
  • 洗い物 … 溜めたくないので、すぐにやる

全部の家事を同じ熱量でやろうとすると、どれも中途半端になりがちです。洗い物のように「これは溜めない」と決めた家事を1つ持っておく、という考え方もあります。

すぐやれるかどうかは、量で決まる

「すぐ洗えばいい」と言われても、皿が何枚もあると、すぐには手が伸びません。すぐ洗えるかどうかは、やる気よりも、目の前の量で決まる部分が大きいはずです。

「すぐ洗う」を続けたいなら、まず「すぐ洗える量」にしておく。やる気に頼るより、量を減らすほうが確実です。

そこで次の章では、量を減らすために僕がやっていることを書きます。

ひかり

やる気より、まず枚数なんだね

【皿の数を減らす】プレートにまとめる

洗い物の量を減らすいちばん手っ取り早い方法は、使う皿の数そのものを減らすことです。

この章では、僕がやっている「プレートにまとめる」やり方と、皿を選ぶときの考え方をまとめます。

僕は、皿を減らすためにプレート料理にしている

僕は、皿の数を減らすためにプレート料理にしています。おかずごとに皿を分けず、1枚のプレートにまとめて盛る形です。

のぶ

皿の数を減らしたくて、プレートにまとめてます

洗う枚数が少なければ、食べ終わってすぐでも手が伸びます。

洗い物を溜めないコツは、がんばってすぐ洗うことより、洗う皿を最初から少なくしておくことです。

おかずの数を減らす必要はありません。減らすのは、盛り付けに使う皿の数だけです。

1枚にまとめると、洗う皿も1枚になる

主菜も副菜もご飯も、1枚のプレートに載せれば、洗う皿は基本的にその1枚です。茶碗、お椀、小鉢と分けていたときと比べると、流しに置く枚数がぐっと減ります。

盛り付け方流しに置く皿の例
おかずごとに皿を分ける茶碗・お椀・主菜の皿・小鉢など
プレートにまとめるプレート1枚(+汁物があればお椀)

数で見ると、違いがはっきりします。

まさ

1枚なら、食べてすぐでも洗えそうだな

枚数が減ると、「洗うのがめんどくさい」という気持ちの入り口が小さくなります。前の章で書いた「量」と「後回し」のうち、まず量の側が崩れるわけです。

汁物はお椀が必要になることが多いので、無理にプレートへ載せなくて大丈夫です。全部を1枚にしなくても、皿が半分になるだけで洗い物はかなり軽くなります。

プレートを選ぶときの考え方

プレートにまとめるなら、皿選びも少しだけ意識すると続けやすくなります。高いものや特別なものである必要はありません。

プレートを選ぶときに見ておきたいこと
  • おかずとご飯を載せても窮屈にならない大きさか
  • 仕切りがあるか(汁気のあるおかずが混ざりにくい)
  • 手で洗いやすい形か(溝や段が多すぎないか)
  • 流しや水切りかごに無理なく収まるか

仕切りのあるプレートなら、味が混ざるのを気にせず盛り付けられます。逆に仕切りの溝が細かすぎると、洗うときに手間が増えます。自分の台所の流しの広さと、ふだん作るおかずの量で選ぶのがいちばんです。

最初は、家にある大きめの平皿で試してみるだけでも十分です。

それでも洗いたくない日の選択肢

皿をプレートにまとめても、どうしても洗いたくない日はあります。仕事でくたくたの日や、体が重い日です。

この章では、そんな日のための選択肢を並べておきます。全部を使う必要はなく、自分に合うものを1つ持っておけば十分です。

紙皿・使い捨て容器を使う

いちばん手軽なのは、紙皿や使い捨て容器を使うことです。食べ終わったら捨てるだけなので、その日の洗い物はほぼなくなります。

みさき

しんどい日だけ紙皿、っていうのもアリよね

ただ、使い方には少しだけ気をつけたいところがあります。

紙皿は毎日使うと、ゴミが増えて、紙皿を買う出費もかさみます。「しんどい日だけ」と決めて使うほうが続けやすいです。

汁気の多いおかずや、熱いものを載せると、紙皿がふにゃっとしてしまうこともあります。載せる料理によっては、使い捨ての容器のほうが向いています。

食洗機という選択肢

洗う作業そのものを機械に任せる、食洗機(食器洗い乾燥機)という選択肢もあります。皿を入れてボタンを押せば、洗うところまで任せられます。

ひかり

洗うのを機械にお願いできるのはうれしいね

ただし、一人暮らしならではの壁もあります。

一人暮らしの部屋だと、食洗機を置く場所や、設置できるかどうかがまず問題になります。気になる人は、自分の台所に置けるかどうかを先に確かめるのがおすすめです。

食洗機に入れる前に、汚れを軽く流しておく手間は残ります。それでも、こする作業がなくなるだけで、だいぶ気持ちは楽になるはずです。

洗い物が出ない食事にする

もう一つは、そもそも洗い物が出ない食事にすることです。器ごと捨てられる食事なら、食べ終わったあとの一仕事がほとんどなくなります。

まさ

捨てるだけの日があるなら、気が楽だな

どれか1つに決める必要はなく、その日の疲れ具合で選べば大丈夫です。

洗い物を減らす方法には、「皿を減らす」「捨てられる器を使う」「機械に任せる」に加えて、「洗い物が出ない食事にする」があります。

次の章では、この「洗い物が出ない食事」として、僕が実際に試した冷凍宅配弁当の話をします。

疲れた日は、容器を捨てるだけの1食を

洗い物が出ない食事として、僕が実際に試したのが冷凍宅配弁当です。

この章では、試してみて感じたことと、洗い物を減らす使い方を書きます。毎日にしなくていい、というのがポイントです。

noshは容器を捨てるだけで、洗い物が減って楽だった

独身で自炊に苦労している親戚を見て、冷凍宅配弁当がどんなものか、自分で試してみたことがあります。頼んだのはnosh(ナッシュ)です。

のぶ

食べ終わったら、容器を捨てるだけでした

皿に移さず、そのまま食べられます。

noshは容器を捨てるだけなので、洗い物が減って楽でした。

電子レンジで温めて、そのまま食べて、食べ終わったら容器を捨てる。皿を出さないので、流しに置くものがありません。洗い物をすぐやる派の僕でも、洗い物が減るのは楽でした。

片付けは約1分

冷凍宅配弁当の片付けは、容器を捨てるだけです。自炊と並べると、片付けにかかる時間の差がよく分かります。

片付けにかかる時間の目安
自炊1回約30分(片付け・皿洗い・生ゴミ処理)
冷凍宅配弁当約1分(容器を捨てるだけ)

差は、食べ終わったあとに台所に立つ時間そのものです。

まさ

30分が1分になるなら、疲れた日は助かるな

温めるのも電子レンジで5〜6分ほどです。食べ終わったあとに台所に立つ時間が、ほとんど残りません。

冷凍宅配弁当は、料理そのものをやめるためというより、「片付けをしたくない日」の逃げ道として持っておくと使いやすいです。

毎日にしなくていい。洗いたくない日の分だけ置いておく

冷凍宅配弁当を、毎日の食事に全部置き換える必要はありません。僕も、冷凍庫に3食ほどストックしておいて、疲れてすぐ食事をしたいときに出しています。

ひかり

ふだんは自炊で、しんどい日だけ使えばいいんだね

使い方をまとめると、こうなります。

洗い物を減らすための使い方
  • ふだんはプレートにまとめて、すぐ洗う
  • 疲れた日だけ、冷凍庫の1食を出す
  • 食べ終わったら、容器を捨てて終わり

冷凍宅配弁当の会社によって、容器の厚さや値段、味の方向は違います。冷凍庫の空きが少ない人なら、Meals(ミールズ)やDELIPICKS(デリピックス)のように、厚さ2.5〜3.0cmほどの薄い容器のサービスもあります。

どこを選ぶかは、次の章で紹介するページにまとめています。

まとめと次の一歩

洗い物のめんどくささは、がんばりや性格で解決するものではありません。量と後回しを崩せば、ちゃんと軽くなります。

最後に、この記事の考え方を1枚にまとめます。

  • 洗い物のめんどくささは「量」と「後回し」でできている
  • 皿はプレートにまとめて、すぐ洗える量にしておく
  • どうしても洗いたくない日は、洗い物が出ない1食にする

どれも、今日から1つだけ試せることです。

のぶ

全部がんばらなくて大丈夫。皿を減らすところからです

洗い物を溜めないための一歩は、今日の夕飯をプレート1枚にまとめてみることです。そのうえで、疲れた日に頼れる1食を冷凍庫に置いておくと、「今日は洗いたくない」という夜の逃げ道ができます。

ここまでで、洗い物を減らす考え方は見えたと思います。
あとは、疲れた日に冷凍庫から出せる1食を、どこで選ぶかです。
冷凍宅配弁当のサービスを、目的別に比べたページを用意しました。

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