【夕飯作りたくない夜に】献立は、疲れる前に決めておく
仕事から帰って、玄関を入る。台所の前で立ち止まったまま、今日は何を作ろうかが決まらない。そんな夜はないでしょうか。
作る気はあるのに、何を作るかが決まらない…
料理が嫌いになったわけではないのに、毎晩の「何にしよう」で、その日の最後の気力が少しずつ削られているのかもしれません。放っておくと、惰性で増える出費と疲れが積み重なっていくかもしれません。
作りたくない夜がつらいのは、作ることより「決める」ことが重いからです。決める時刻を動かすだけで、夜は楽になりやすくなります。
答えを先に知りたい人は、冷凍宅配弁当5社の特徴をまとめたこの記事から読めます。
冷凍宅配弁当5社の特徴を先に見たいときは、こちらをどうぞ。
飲食の仕事に15年以上いて、家では自炊が基本の僕も、仕事で疲れた日は、いつも夕飯を作りたくないと思います。
- 夕飯を作りたくない夜のしんどさが、「決める」ことにあると分かる
- 献立を、疲れる前に決めておく考え方が分かる
- 疲れた日に出す1食を、先に置いておく考え方が分かる
- 自分の悩み(味・冷凍庫の広さ)から、その1食を選べるようになる
夕飯を作りたくないのは、料理が嫌いになったからじゃない

作りたくない夜は、料理の腕や気合いの問題とは限りません。
この章では、そんな夜に何が起きているのか、放っておくと何が積み重なるのかを整理します。
台所の前で、手が止まる夜
仕事から帰って、冷蔵庫を開けて、閉める。もう一度開けて、また閉める。スマホでレシピを探し始めて、見ているうちにもっと疲れてくる。結局、コンビニか外食に切り替える。そんな動きに心当たりがある人もいるかもしれません。
冷蔵庫を開けては閉めて、結局コンビニ…
決められないまま時間だけが過ぎると、空腹も疲れも進んでいきます。
冷蔵庫の前で立ち止まるのは、決める前の足踏みなのかもしれません。サボっているわけではありません。
その場しのぎが続くと、積み重なるもの
その場しのぎで済ませる日が続くと、少しずつ積み重なるものがあるかもしれません。1つ目は、惰性で増える出費です。2つ目は、夜の最後に残っていた気力が、毎晩の「何にしよう」で削られていくことです。
次のようなことが重なるほど、決めることに力を使い切っている状態に近いかもしれません。
- 冷蔵庫を開けて閉めるのを、何度かくり返す日がある
- 決められなくて、つい買って帰る、頼む、が続いている
- 食べ終わるころには、疲れだけが残っている
当てはまる数が多いほど、「決める」ことに力が向きすぎているのかもしれません。
作る前に、もう疲れてるってことなんだね
しんどさの正体は、調理ではなく「何を作るか決める」こと

この章では、作りたくない夜のしんどさがどこから来るのかを整理します。原因が見えてくると、自分を責めずに済むようになります。
作る前の「決める」が、いちばん重い
料理がしんどい本当の原因は、調理そのものより、その前にある「献立を考えること」にある、と言われます。献立を決めるとき、頭の中では3つのことを同時に見ています。
- 食材の在庫
- 栄養バランス
- 割ける時間と体力
冷蔵庫に何が残っているか、昨日と同じような物が続いていないか、今日はどれくらい動けるか。それを一度に考えるので、頭には思っている以上の負荷がかかります。
作るより、考えるほうが大変な日ってあるよね
疲れているほど、決める力は残っていない
夕飯が決まらないのは、怠け心のせいとは限りません。考えたり決めたりするための頭のエネルギーには限りがあり、仕事で使い切った夜は残りが少ない、という見方があります。
決められない夜は、決める力が残っていない夜です。根性の問題にしなくて大丈夫です。
仕事を終えた夜は、判断をいくつもこなしたあとです。そのあとにもう1つ、献立という大きめの判断が待っていると考えると、手が止まるのは自然なことだと言えそうです。
夜になると、もう頭が回らないんだよね…
「手抜き」という思い込みが、決めるのをさらに重くする
疲れた日に冷凍食品や出来合いに頼ることを、手抜きのように感じて気が引く人もいるようです。そう思うと、「ちゃんと作らなきゃ」と「作りたくない」の間で迷う時間が増えます。その迷いも、決める負荷の一部です。
迷う時間が長いほど、夜の気力は減っていきます。迷う回数を減らすことが、ここでは先に効いてきます。
家族の分も決める立場で、「何でもいいよ」に折れてしまう人は、そちらの悩みを先に整理したほうが早い場合があります。
家族の食卓で献立を決める側の人は、こちらで整理できます。
料理好きの僕でも、疲れた日は「何を作るか」で止まる

ここでは、僕自身の場合を書きます。料理が好きな人でも、疲れた日は同じところで止まることがある、という一例として読んでください。
疲れた日は、いつも「作りたくない」と思う。手を抜いて作るか、たまに外食する
僕は自炊が基本で、料理が好きです。濃い味が苦手なので、手作りのほうが好きでもあります。それでも、仕事で疲れたときは、夕飯を作りたくない、献立を考えるのが面倒だと、いつも思います。

料理は好きです。それでも疲れた日は作りたくないです
そういう日は、手を抜いて作ることが多いです。たまに外食もします。
料理が好きでも、疲れた日は作りたくなくなる。作りたくない夜は、料理への気持ちとは別の話なのかもしれません。
しんどいのは、料理そのものより「何を作るか」を決めること
僕がしんどいのは、料理そのものより、何を作るかを決めることです。
作る気力より、決める段階のほうが重い。
決める段階が重いのなら、重いところを軽くすればいいことになります。次の章からは、その軽くする方法を2つ書きます。
疲れた夜に台所の前で止まる気持ちを、もう少し近い距離で読みたい人には、同じ日に公開する無料noteがあります。
台所の前で止まる夜の気持ちを、もう少し近い距離で読みたい人はこちらです。
▶ 【夕飯を作りたくない夜に】しんどいのは、作ることより決めること
立て直し1:献立は、疲れる前に決めておく

1つ目の立て直しは、決める時刻を動かすことです。ここでは、その考え方と、決める量を小さくするコツを書きます。
決める時刻を、疲れた夜から動かす
夕飯を決めるのが、いつも仕事で疲れ切った夜になっていないでしょうか。その時間帯は、決める力がいちばん残っていません。そこで、決める時刻のほうを動かします。
決める時刻を、疲れた夜から元気な時間帯へ動かす。夜の自分には、決めた物を出す役だけを任せる。
たとえば、休みの日や朝のうちに、疲れた日の分だけ先に決めておきます。元気なときの自分が決めたことを、疲れた夜の自分は受け取るだけにします。
夜の自分には、考えさせないってことだね
決めるのは、全部ではなく「疲れた日の分」だけ
1週間の献立を全部決める必要はありません。疲れた日に出す定番を、2〜3つ決めておくだけで、夜の判断を減らせます。
- 疲れた日に出す定番を、2〜3つ
- それを出す日(疲れやすい曜日など)
全部を決めようとすると、決める作業そのものが重くなって、続きにくくなります。小さく決めるほうが、続けやすくなります。
それなら、2〜3つくらいは決められそう
「決めておく」と「毎回新しく考える」の違い
曜日をあらかじめ決めておくと、朝から迷うプレッシャーが減る、という考え方があります。たとえば「水曜は疲れやすいから、この定番」と決めておけば、その日は何を作るかを考える時間そのものがなくなります。
毎回新しく考えるのは、毎回「決める」をやり直すこと。決めておけば、決める回数が減ります。
決めた定番が続いて、飽きてきたときは、味付けを変えて続ける方法もあります。
決めた物が続いて飽きてきたときは、こちらの記事が参考になります。
立て直し2:疲れた日に出す1食は、冷凍庫に先に置く

2つ目は、決めた1食を、その日に作らずに先に置いておく方法です。ここでは、置いておく意味と、時間の目安、気が引く気持ちとの付き合い方を書きます。
疲れた日の1食を、元気な日に冷凍庫へ入れておく
決めた定番を疲れた日にその場で作ると、「作る」負担は残ります。そこで、疲れた日に出す1食を、元気な日のうちに冷凍庫へ入れておきます。夜は温めるだけにします。
- 冷凍庫から1食を出す
- レンジで温める
- 食べ終わったら容器を捨てる
自分で作った物を小分けにして冷凍する方法もありますし、冷凍宅配弁当を使う方法もあります。冷凍宅配弁当なら、レンジで温めて、容器を捨てて終わるので、片付けも軽くなります。
元気な日に、1食だけ先に置くのか
疲れた夜の手間は、温めて捨てるだけになる
自炊は、買い出しから調理、片付けまで含めると手間が大きくなります。冷凍宅配弁当なら、レンジで温めて容器を捨てるまでで済む、とされています。
手間の感じ方は、人やメニューによって変わります。
疲れた日に手間が減るなら、その分を休む時間に回すこともできます。
疲れた日の分だけでも浮くなら、ありがたいな
「冷凍だとまずい」は、昔の話かもしれない
家庭用の冷凍庫でゆっくり凍らせると、食材の水分が出やすく、味や食感が落ちやすいと言われます。工場で使われる、マイナス30〜40℃の急速冷凍では、解凍したときに水分が出にくいとされています。
冷凍だからまずい、と言い切れない時代になってきています。
もちろん、味の好みは人によって違います。気になる人は、少ない食数から試して、自分の舌で確かめるのが安全です。
冷凍って、味が落ちるイメージがまだあるな
「手抜き」ではなく「疲れた日の自分への準備」
冷凍や出来合いに頼ることを手抜きと感じて、気が引く人もいるようです。
準備しておくって考えると、気が楽になるかも
元気な日のうちに疲れた日の1食を用意しておくのは、疲れた日の自分への準備です。
疲れた日の自分への準備、と呼び方を変えると、冷凍の1食を出すことへの気が引く感じは、軽くなりやすくなります。
僕もnoshを常備しておこうと思っている
僕は、以前に実験としてnoshを注文したことがあり、かなり楽になりました。そして、疲れた日に出す1食として、noshを常備しておこうと思っています。
まだ準備中の段階なんだね
まだ常備はしていません。これからの話です。
常備しておこうと思っている、という段階です。まだ用意はしていないので、これから整えていくところです。
その1食は、悩みから1社に絞る

疲れた日の1食を置くと決めたら、次は選び方です。ここでは、悩みから1社に絞る考え方を書きます。会社ごとの特徴は、別のページに任せます。
味や手作り感を優先するなら
冷凍の味が苦手で、手作りに近い満足感を優先したいなら、DELIPICKS(デリピックス)が候補になります。星付きレストラン出身の元フレンチシェフが監修している、と紹介されています。
迷うときは、いちばん気になる悩みを1つだけ決めて、そこから1社に絞ります。
全部の条件を満たす1社を探そうとすると、また「決める」が重くなります。先に悩みを1つ選ぶのは、決める負担を小さくするためです。
冷凍の味って、正直ちょっと不安なんだよね
冷凍庫が小さいなら
冷凍庫が小さいと、そもそも入らない、ということが起きます。DELIPICKSやMeals(ミールズ)のように、容器が薄い作りのところは、同じ空きでも多く入れやすいとされています。
うちの冷凍庫、小さいから入るか心配…
容器の厚みや大きさは、会社ごとにかなり違います。気になる会社が決まったら、先に自分の冷凍庫の空きを測っておきます。
同じ空きでも、容器の薄さで入る食数は変わります。
まずは「何食入るか」を測ってから
冷凍宅配弁当は、初回の注文を確定した時点で出荷や請求が決まり、あとからキャンセルできないことがあります。冷凍庫に入らないのに頼んでしまい、届いた物を処分することになったトラブルも報告されています。
注文する前に、冷凍庫の縦・横・高さを測ります。初回は5〜7食の、いちばん少ない量から頼みます。
冷凍庫の空きを作って、見える形にしておくと、何食入るかが測りやすくなります。
冷凍庫の空きを作って見える形にしたい人は、こちらの記事が参考になります。
まとめと次の一歩

ここまでの話を3行にまとめて、今日できる小さな一歩を書きます。
3行でまとめ
- 作りたくない夜のしんどさは、「決める」ことにある
- 決める時刻を、疲れる前に動かす
- 疲れた日の1食は、元気な日に先に置いておく
決めるのは、元気な自分の仕事にします。
疲れた夜の自分は、温めて食べるだけでいい形に整えておく。
今日の一歩と、次に読むもの
今日できる小さな一歩は2つです。1つ目は、冷凍庫の空きを見ること。2つ目は、疲れた日に出す定番を1つだけ決めること。今週のうちに、ここまでできれば十分です。
- 冷凍庫の空きを見る
- 疲れた日に出す定番を、1つだけ決める
疲れた日の1食に使う冷凍宅配弁当を、5社の特徴から見たいときは、前に書いた記事が参考になります。
ここまでで、疲れた日の1食を置く考え方は見えたと思います。
では、その1食をどこから選ぶか、5社の特徴をまとめたページがあります。
