【年賀状をやめたい】黙ってやめて5年、気まずさはなかった
毎年この時期になると、今年の年賀状をどうしようと頭をよぎって、そのまま先送りにしていませんか。宛名で手が止まる相手がいても、結局また書いている。放っておくと、書く手間と迷いが毎年少しずつ積み重なる損になっているかもしれません。
僕は5年ぐらい前から、年賀状を出していません。書く時間がかかりすぎるのが理由で、相手には知らせず黙ってやめました。気まずさもありませんでした。
やめるかどうかは、文例を探す前に決めたほうが動きやすいと僕は考えています。
書き始める前の今のうちなら、決めるのは「出すか、出さないか」だけです。
- 自分が年賀状をやめたい理由が、時間・お金・相手との距離・気持ちのどれなのか分けられる
- 黙ってやめる、一言添える、一部だけ残す、のどれにするか選べる
- 今年の年賀状で、最初に何を決めればいいかが分かる
「年賀状 やめたい」と検索すると、文例ばかり並ぶ

「年賀状をやめたい」と思って検索すると、出てくるのは「どう伝えるか」の文例が中心です。
この章では、検索で何が見つかるのかを整理します。やめるかどうかを決める前に、検索の結果が何を教えてくれて、何を教えてくれないのかが分かると、次に何をすればいいかが見えてきます。
検索窓の下に出てくる言葉
2026年11月1日に、Googleで「年賀状 やめたい」と入れてみました。検索窓の下に出てくる候補(サジェスト)には、文例、友達、親戚、会社、寒中見舞い、返事 出さない、といった言葉が並びました。
やめたいのは決めたけど、相手になんて伝えるかで止まる。
候補を見ると、悩みの中心は「やめるかどうか」よりも、「やめると決めたあと、どう伝えるか」にあるようです。僕の見方では、先に伝え方を探すと、やめる理由があいまいなまま文例を集めることになります。
検索の候補に出る言葉は、みんなが引っかかっている点の目安になります。「友達」「親戚」「会社」のように、相手の種類で悩みが分かれていることも読み取れます。
検索上位9件の顔ぶれ
続けて、同じ「年賀状 やめたい」で検索し、上位9件のタイトルと発信元を見ました。
- 知恵袋:1件
- 動画:1件
- 印刷会社・日本郵便・ギフト会社の案内:4件
- ニュースサイト・生活情報メディアの記事:2件
- 個人の書き手のページ:1件(媒体は未確認)
「年賀状 やめたい 40代」でも同じように見ると、知恵袋、発言小町、動画の3件が見つかりました。残りは印刷会社、新聞、生活情報メディアなど、会社や媒体の記事でした。
ここで見たのは、タイトルと発信元だけです。中身は読んでいないので、記事の良し悪しは言えません。
上位のタイトルには、文例や「やめ方」を並べる形が多いようです。体験した人の話は、知恵袋や動画など、数が限られていました。
「断れなくてつらい」という声もある
知恵袋には、やめたい気持ちはあるのに、自分からは断れずにつらい、という相談がありました。内容までは読んでいませんが、タイトルにその言葉があります。文例を見つけても、そこで止まってしまう人がいるのかもしれません。
文例があっても、送る勇気が出ない日ってあるよね。
文例は「どう伝えるか」を教えてくれます。やめるかどうか、誰にやめるかは、自分で決める部分です。
毎年先送りにしていると、積み重なるもの

年賀状は、年に1回のことです。だから1回あたりの手間は小さく見えます。でも、やめたい気持ちを抱えたまま毎年続けていると、手間と迷いが少しずつ積み重なっているかもしれません。
この章では、何が積み重なっているのかを、読者の方が自分で答え合わせできるように並べます。
毎年この時期にかかるもの
年賀状には、書く時間、出す相手を決める迷い、届いた分への返事を考える手間がかかります。1枚ごとの手間は小さくても、毎年繰り返すと、そのぶんの時間と気持ちが、年賀状に使われているかもしれません。
書く時間と、出す相手を決める迷いは、見えにくい手間です。年に1回なので、積み重なっていることに気づきにくいのかもしれません。
何時間かかるかは人によって違うので、ここでは数字を書きません。
一枚ずつは軽いのに、毎年だと案外積もるよね。
見直しどきかもしれないサイン
次のサインに当てはまる数が多いほど、見直しどきかもしれません。1つ当てはまったから、すぐやめたほうがいいという意味ではありません。
- 年賀状を書くのに時間がかかりすぎると感じる
- 宛名を書く手が止まる相手がいる
- 一言が毎年同じ文面になってしまう
- 出す理由が「毎年出しているから」だけになっている
僕がやめた理由は、一番上の「書く時間がかかりすぎる」でした。
ほかのサインが当てはまらなくても、1つが強く当てはまれば、見直す理由になります。
先送りのあいだに残るもの
見直しどきだと感じていながら先送りにすると、残るのはやめたい気持ちだけになるかもしれません。年の終わりが近づくたびに同じ迷いが戻ってくるなら、それも積み重なる損の1つです。
去年も同じこと悩んだな。結局、今年も出してる。
続けることも、1つの選び方です。
やめるかどうかは、書き始める前の今のうちに決める

やめるか続けるかを決めやすいのは、書き始める前だと僕は考えています。
この章では、決める時期と、決めるときの考え方を整理します。やめたい理由を1つに絞ると、その先のやめ方も選びやすくなります。
書き始める前なら、決めるのは「出すか、出さないか」だけ
宛名を書き始めたあとでやめようとすると、書きかけの年賀状が手元に残ります。書き始めてからのほうが、迷いが増えるかもしれません。まだ1枚も書いていない今なら、決めるのは「出すか、出さないか」の1つだけです。
決める時期は、書き始める前のほうが動きやすい、というのが僕の見方です。出す日が近づくほど、選べる範囲は狭くなります。
迷う点が1つなら、動き出すまでの距離は短くなります。
出すか出さないか、だけなら決められそう。
やめたい理由を4つに分ける
やめたい理由は、僕は4つに分けて考えました。ここからの4つの分け方は、資料の出典はなく、僕が整理したものです。
| やめたい理由 | こんな気持ち |
|---|---|
| 時間 | 宛名や一言を考えるのに時間がかかる |
| お金 | はがきや印刷にお金がかかるのが負担 |
| 相手との距離 | 今は連絡を取っていない人にも出している |
| 気持ち | 続けるのが義務のように感じる |
僕は「時間」でした。特に、時間がかかっていたのは、宛名と一言を考えることです。理由が1つに絞れると、やめ方も選びやすくなります。
全部当てはまる気がする。1つに絞れないんだけど。
絞れなければ、一番重いものを1つ選べば十分です。
相手との距離が理由のとき
連絡も取ってない人にまで出してるかも。
「相手との距離」が理由のときは、付き合いの数ではなく、距離で考える見方があります。連絡を取っていない相手に年賀状だけを出し続けることに引っかかっているなら、この見方が助けになるかもしれません。
付き合いを距離で考える見方は、こちらの記事に書きました。
年賀状を5年ぐらい出していない。黙ってやめて、気まずさはなかった

ここでは、僕が実際に年賀状をやめたときの話を書きます。僕の場合の話なので、誰にでも同じようにいくという意味ではありません。やめた人の実感の1つとして、判断の材料にしてください。
5年ぐらい前から出していない
僕は5年ぐらい前から、年賀状を出していません。やめた理由は、書く時間がかかりすぎることでした。時間がかかっていたのは、宛名と一言を考えることです。
やめた理由は「書く時間がかかりすぎる」。時間がかかっていたのは、宛名と一言を考えること。
何時間かかっていたか、何枚書いていたかは、ここでは書きません。
時間がかかるのは、宛名と一言なんだね。
黙ってやめて、気まずさはなかった
やめるとき、相手には知らせず、黙ってやめました。気まずさもありませんでした。
僕の実感は「気まずさはなかった」までです。相手がどう思ったかは、僕の側からは書けません。
やめたあとも、年賀状が届くことはあります。ただ、返すことはしませんでした。
黙ってやめても、気まずくならない人もいるんだ。
僕の場合がそのまま当てはまるとは限らない
僕の場合は、黙ってやめて、気まずさはありませんでした。でも、相手との関係によって、別の選び方がいいこともあります。ここでは「僕の5年ぶんの実感」として読んでもらえれば十分です。
ひとりの体験だよね。それでも、材料の1つにはなるかも。
黙ってやめるのは、選び方の1つです。ほかの選び方は、次の章で並べます。
やめ方は3つ。誰に、どれを選ぶか

やめ方は、大きく3つに分けられます。この章では、それぞれの考え方と、向いている相手のとらえ方を整理します。
1つに決める必要はなく、相手ごとに選んで構いません。ここの3つの分け方は、僕が整理したものです。
黙ってやめる
年賀状を出さなくなる、いちばんシンプルな形です。僕はこれを選びました。
関係が近い人にまで黙るのは、ちょっと気が引けるな。
向いているのは、年に1回のやり取りだけで続いている関係かもしれません。相手がどう受け取るかは人それぞれなので、関係が近い人には、別の形も考えてみてください。
黙ってやめる形は、手間がかかりません。そのぶん、相手の受け取り方は確かめにくい形でもあります。
一言添える
関係が近い人や、これからも連絡を取りたい人には、一言添える形があります。最後の年賀状に、あるいは別のはがきやメッセージで、短く伝えます。
「来年から、年賀状でのご挨拶を控えさせていただきます。今後ともよろしくお願いいたします。」
文面は、これくらい短いもので十分だと僕は考えています。文例を網羅したページは印刷会社の案内に多いようなので、ここでは1つだけ置きました。出す時期や料金は、郵便局や印刷会社の最新の案内で確認してください。
断れなくてつらい人は、断り方の考え方も役に立つかもしれません。
角を立てずに断る言い方の考え方は、会社の飲み会のときに書いた記事にまとめています。
一部の人だけ残す
全部やめるのではなく、残す相手を決める形です。付き合いの濃さで線を引きます。
線の引き方の例は、「今も連絡を取っている」「会って話したい」のように、自分の気持ちが動く相手かどうかです。決め方は人によって違います。
会いたい人にだけ出すのは、気持ちが楽そう。
全部やめなくていい。今年の最初の一歩

ここまで読んで、やめたい気持ちがはっきりした方も、まだ決めきれない方もいるかもしれません。
この章では、全部やめるか全部続けるかの二択にせず、1つ減らすところから始める考え方と、今年の最初の一歩を書きます。
全部か0かで考えない
やめるか続けるかを、全員分まとめて決めようとすると重くなります。出す相手を絞る、という形もあります。
全員分まとめて決めなくていいなら、気が楽だね。
近所付き合いでも、全部か0かで決めず、1つ減らす考え方を書いたことがあります。
負担になっていることを1つだけ減らす考え方は、こちらの記事に書きました。
今日・今週できる最初の一歩
最初の一歩は小さくします。去年届いた年賀状を机に並べて、返事を書くときに手が止まる相手に、付箋を貼ってみてください。
- 去年届いた年賀状を並べる
- 手が止まる相手に付箋を貼る
- 付箋の数と、やめたい理由(時間・お金・距離・気持ち)を見比べる
付箋の数は、結論ではなく材料です。数が多いか少ないかで、やめるかどうかが決まるわけではありません。
付箋を貼るだけなら、今夜でもできそう。
来年もう一度見直す
今年決めたことは、来年また見直して構いません。やめた判断を、続けるに戻すこともできます。
決め直してもいいなら、気が楽になるね。
決めるのは「今年の年賀状をどうするか」だけで十分です。
まとめと次の一歩

文例を探す前に、やめたい理由を1つに絞って、やめ方を選ぶ。この記事で書いたのは、その順番でした。
- やめたい理由は、時間・お金・相手との距離・気持ちのどれかに絞る
- やめ方は、黙ってやめる・一言添える・一部だけ残すから、相手ごとに選ぶ
- 今週は、去年届いた年賀状を並べて、手が止まる相手に付箋を貼る
僕は黙ってやめて、気まずさはありませんでした。ただ、この記事に書いたのは、やめる手順だけです。やめたいと思う気持ちそのものを、どう扱うかは、無料noteに書いています。
年賀状をやめたい気持ちの側を読みたい方は、こちらです。
▶ 「今年も書くのか」と思って、年賀状を5年出していない
