学校でお金の授業を受けて勉強したことありますか？
学校でお金の授業を受けたことがある人はほとんどいないはずです。
お金は生きていくために必要なものなのですが、それなのにお金の勉強をしたことないっておかしくないですか？
お金に関する知識は絶対に必要なのに、どうしてお金の勉強をしないのでしょう？
お金も受けは悪だと考えている
日本人は海外の人と比べると、お金儲けに悪いイメージを持っています。
「武士は食わねど高楊枝」ということわざがあるくらい、日本の文化として「日本人は贅沢を慎み、清く正しく生きる」というような基本姿勢があるからです。
貧しくても誇りを持っている姿がカッコイイという意識を持っています。
それは確かに素晴らしいことなのですが、アメリカでは貧しい人が強盗をするというニュースがたくさんあるのですが、日本ではあまりありません。
世界中が称賛するような国民性ではありますが、文化と思想であることは間違いありません。
しかし、それだけが理由でお金の勉強をしていないのでしょうか？
実は、日本がお金の勉強をすると国が困るという理由があったのです。
日本でお金の勉強をしないのは国の方針
日本人がお金の勉強をしていないのは、国がそう仕組んでいるからなのです。
一体どういうことなのでしょう？
日本は国民が銀行などの金融機関に預けているお金を借りています。
国は金融機関を通じて、国民から間接的に借金しているのです。
そのため、国民には金融機関にお金を預けてもらう必要があったのです。
そうしてもらうことで、国は借金をして国家予算を捻出しているのです。
日本は様々な手段で国民に貯金が安全で投資や資産運用すると危険があるというイメージの刷り込みをしたのです。
投資や資産運用は危険であると思いこませて、勉強させないように仕向けたのです。
このことで国民は疑問を持つことなく貯金をするようになりました。
国民が株式投資などの資産運用を始めると、銀行などの金融機関に預けるお金が減ってしまいます。
海外投資になってしまうと、国はどうすることもできません。
国内にないお金はどうすることもできないからです。
お金があれば国の力はどんどん強くなっていくので、海外にお金が流れることを極端に嫌ったのです。
貯金が資産形成の基本ですが、それだけでは国の思惑道理です。
国は国民にお金の知識を持たれては困るのです。
何も考えてずに貯金をしてくれる国民は、日本にとって都合のいい国民なのです。
日本の借金は凄いことになっていますが、国民全員にお金の知識を持たれては困るのです。
資産運用と政府の関係
日本の国民はどれだけ金利が低くても、預貯金医するのは当然だと思っています。
その考え方を改める必要があります。
日本の金利は明らかに異常で、世界の中でも最低水準の金利なのです。
もし、国民が預貯金せずに資産運用を始めてしまうと、今まで保たれていた均衡が崩れてしまいます。
銀行などの金融機関に預けるお金が減ることで、国の財源が確保できなくなってしまうのです。
海外に資産が移されてしまったら、日本はもうお手上げです。
国内にない資産を手出しすることはできないからです。
お金があると、その国の力は強くなるので、自国から他国にお金が流れることを避けようとします。
このような理由があるため、日本の国民は特にお金の勉強をすることなく、ただお金をためていました。
何も考えずに預貯金をしている国民は、国にとって都合のいい国民だといえます。
日本と海外ではお金の教育が違う
海外ではお金の教育はどうなっているのでしょう？
海外では幼少期から積極的にお金の勉強をしています。
アメリカの小学校ではカリキュラムとして「投資の授業」が含まれています。
教育法でも「アメリカ人はすべからく経済教育を受ける権利と義務がある」と制定されています。
実際に、若いころから投資を始めている学生も珍しくありません。
イギリスでも中学校で「経済や金融の教育」を受けています。
経済や金融の知識は、人間力のひとつとして考えられているからです。
海外では、将来の資産形成は国に任せるのではなく、自分で行うという考えた浸透しているので、お金の教育に力を入れている国が多くなっています。
日本はお金の教育がないまとめ
日本人はお金の教育を十分に受けていないのは国の方針だったからです。
日本人のほとんどが、金利が低くても預貯金することが当然だと思い込んでいました。
何もしなければ、資産を増やす機会を失ってしまうだけです。
そうならないために、「お金の知識」を身につけて、将来の資産形成をしていかなければいけません。
